競技かるた部活動報告〜その46〜
2018.01.11
あけましておめでとうございます。かるた部のこの冬の成果をお伝えいたします。
11月25日土曜、墨田区総合体育館にて東京都初心者大会が行われ、海城中高かるた部より、E級選手である1ー1黒瀬、河野、杉澤、1ー7有村、2ー3小井戸、山里、2ー4縄田、3ー1岩切、3ー3望月、3ー5高橋祐樹、3ー7小山礼悟、4ー5中島英輝が出場いたしました。
通常の公式大会はトーナメント戦で行われますが、この大会は全員が3試合を取ることができ、3試合を全勝した選手が決勝戦に進むことができます。この初心者大会で、1年有村が3勝し、準優勝となりました。
12月2日土曜、公欠をいただいて参加した東京吉野会大会では、高2伊藤知隆がB級3位、高1林峻平がB級優勝という結果を残し、伊藤は三段に、林はA級四段に、それぞれ昇段いたしました。
この林の昇級で、高3生が引退して以来、新チーム初のA級選手の誕生となります。高1でのA級昇級は、東京都でも数少ない快挙です。
また、惜しくも3位に留まった伊藤も、準決勝まで快勝を繰り返し、関東大会東京都代表選手としての経験が彼を一回り大きく成長させたことが感じられました。
12月28日木曜、年末恒例となっている育成職域団体戦大会が暁星高校にて行われました。この大会は、B級以下の選手によって行われる団体戦の大会で、海城からは高校生中心の上位チームであるAチーム、中学生中心のBの2チームをエントリーいたしました。
試合は、選手の級を考慮して組まれたリーグ戦で行われ、この結果、海城AチームがHリーグ優勝、海城BチームがOリーグ準優勝となり、2チームともに優れた結果を残すことができました。
とりわけ、昨年競技かるたを始めたばかりの中3望月隆太を主将とし、ほとんどのメンバーがE級選手であるBチームが準優勝という成績を残せたことは快挙と言えます。まだ昇級などには表れていないものの、普段から朝練をするなど熱心に練習に取り組んできたことが身を結び、皆の励みになったことと思います。
海城かるた部は最近では他校との交流も増え、この冬も、たくさんの学校から合同練習のお誘いをいただくことができました。また、このような充実した練習ができるよう、いつも支えてくださる先生方、保護者の皆様にも改めて感謝申し上げます。
年が明けていよいよ本格的なかるたシーズンが始まりました。一人でも多くの昇級、昇段者を出せるよう、今年もますます頑張りたいと思います。